防火地域の土地を購入する際に注意する点について

こんにちは!ありんく不動産販売です(‘ω’)ノ
本日は防火地域についてお話させて頂こうと思います!
土地を購入しようと、探されている方は『防火地域』という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
防火地域とは、都市計画法によって定められている地域地区の内の一つです。
建物が密集している地域や幹線道路沿い等、火災による被害を広げない為に厳しい建築制度がある地域です。
土地探しをしている方は特に防災地域についての基礎知識は頭に入れておいた方が良いですね(^^)
防火地域は基本的には駅前や都市の中心部のようなところが防火地域として指定されます。
もしも駅前や都市の中心部で火災が発生した場合、建物が密集している為、火が次々と延焼してしまう事が予想されます。
そういったことを防ぐために、防火機能を高める目的として建物の構造が厳しく制限されるエリアが防火地域です。
防火地域と比べると少し制限が緩和されている地域で準防火地域というものもあります。

防火地域に指定されるとどのようなことが制限されるのでしょうか?
具体的に見ていきましょう!!
防火地域内の建築物は原則として階数や延べ面積によって耐火建築物等が準耐火建築物のどちらかにしなければいけません。

■防火地域内の制限
・耐火建築物等とするもの➡3階以上の建築物 or 延べ面積100㎡超え
・耐火 or 準耐火建築物等➡3階以上の建築物 or 延べ面積100㎡超え以外
防火地域内において建築物の屋上に看板を設ける場合には、その主要な部分を不燃材料で造り又は覆わなければいけません。

■準防火地域の制限
・耐火建築等とするもの➡4階以上の建築物 or 延べ面積1,500㎡超え
・耐火 or 準耐火建築物等➡延べ面積500㎡超え1,500㎡以下

■防火地域・準防火地域共通の規定
外壁が耐火構造の建築物はその外壁を隣地境界線に接して設けることができます。

■建築物が防火地域と準防火地域にまたがる場合
建築物が防火地域&銃防火地域にわたる場合は原則、その全部について防火地域内(一番厳しい区域ルールが適用)の規定が適用されます。

上記のように、防火地域や準防火地域に指定された地域の土地を購入して建物を建てようとするとどうしてもコストがかさんでしまいます。
防火地域や準防火地域の土地を購入しようと検討されていらっしゃる場合はそのことを念頭に置いて検討するようにしましょう!!

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